人々の都市空間の利用を分析・可視化し
パブリックスペースの計画・運営支援
清水建設株式会社
設計本部 プロポーザル・ソリューション推進室
清水建設様では、この度ご導入いただいた「流動人口データ」と「土地利用データ」とを掛け合わせることで、
利用実態に応じたパブリックスペースの計画・運営を支援されています。
利用実態に応じたパブリックスペースの計画・運営を支援されています。
都市や市民生活の状況を的確に捉え、まちづくりを進めることが都市の課題解決において有効な手段になるとのことで、
実際のデータ活用や効果についてお話を伺いました。
実際のデータ活用や効果についてお話を伺いました。
- 人流データを都市の課題解決に
ー 導入までの経緯について教えてください
従来、都市空間の利用実態に関する調査には、実測調査やアンケート調査が行われていました。調査の企画から集計には数か月を要し、季節や天候などを考慮して調査を実施する必要があるなど、課題が多くありました。
GPSを基にした「流動人口データ」を活用することで、人がいつ、どこにいるかをきめ細かく、簡単に、比較的リアルタイムで把握できるため、導入を決定しました。特別な手続きを必要とせず、従来では把握が難しかったピンポイントでの都市空間の利用実態や、特定の個人や属性の人々の一連の活動の様子を把握することができています。
- 江東区内の公園にて人流分析を実施
ー 具体的な活用方法について教えてください
パブリックスペースの整備には、人々の都市空間の使い方を十分に把握したうえで計画・整備・運営を進めることが求められます。
今回、モデルケースとして江東区内の豊洲エリアの公園(豊洲公園、豊洲ぐるり公園)と越中島公園を対象に、「訪問者の属性と平均訪問回数の特定」、「移動状況の分析」を軸に分析を行いました。
(分析結果の詳細はこちら ※清水建設様の紹介サイトへ飛びます)
- 利用実態に応じたパブリックスペースの計画・運営支援へ
ー 分析の結果はいかがでしたでしょうか
それぞれのエリアの訪問回数や属性をもとにした年齢層・地域住民の土地利用頻度、また来訪者の傾向などの特徴が見て取れました。
これらの利用実態に応じ、今後パブリックスペースの計画・運営の支援に役立ててまいります。
お客さまプロフィール
法人名
清水建設株式会社
本店所在地
東京都中央区京橋2-16-1
部署
設計本部 プロポーザル・ソリューション推進室
部署業務
都市計画・まちづくり
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